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Ibsen Photonics

Ibsen Photonics社は、1991年の設立以来、ファイバ・グレーティング用位相マスクや光通信用,パルスコンプレッション用,分光分析用の透過型回折格子を全世界供給するリーディングメーカです。カスタム分光器やFBGセンサモニタの供給にも力を入れております。

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取り扱い製品

Ibsen Photonics社
回折格子位相マスク分光モジュール

Ibsen Photonics社(デンマーク)は1991年に設立された、回折格子の技術を使った製品を製造販売するメーカです。

製品ラインナップ

  • PEBLE(ぺブル)

  • ROCK(ロック)

  • FBGセンサ信号読出装置

※Ibsen Photonics社によるホワイトペーパ"透過型回折格子を使ったスペクトロメータの利点"の日本語版をご用意しています。お気軽にお問い合わせください。

過去15年の間に、コンパクトで低コストなスペクトロメータは、医学的なヘモグロビン内容分析や繊維製品の正確な色決定、大規模な半導体製造工場のLEDの分類などのアプリケーションによって、数億ドルに及ぶ市場規模に成長しました。

大多数のこれらの小型スペクトロメータは、リニアディテクタアレイと組み合わせる分散素子として反射型回折格子を使った、クロス・チェルニ-ターナ構成をベースにしています。この構成は、製品がコンパクトにできるということと、折り重ね光路や反射型回折格子は比較的安価に大量生産できるという理由で、現在主流となっています。

このホワイトペーパでは、現在主流の反射型回折格子の代替案となる透過型回折格子を使った2種類のコンパクトなスペクトロメータの構成を紹介し、その利点を解説します:

  • ディテクタ面へ容易にアクセスできることで、OEMインテグレータに大きな柔軟性を提供することができるスペクトロメータデザイン。
  • より高い感度やより短い積算時間(露光時間),より早いスペクトル走査、そして光源の低消費電力化を可能にする高いスループット

公平に見て、高品質な透過型回折格子は従来製造コストが高く、そのことが透過型回折格子をコンパクトなスペクトロメータに採用しない主な理由のうちの1つになっていました。しかしなから、例えばIbsen Photonics社は、近年の製造技術の進歩によって、大量生産時のホログラフィック・フューズドシリカ回折格子について、反射型回折格子と同等の販売価格を先んじて実現しています。

魅力的な利点を競争力のある価格と組み合わせることは、透過型回折格子ベースのコンパクトなスペクトロメータに対する関心を取り戻すことにつながります。